コーヒー焙煎器(ホームロースター)の新たな一歩:SOUYI SY-121購入体験記
これまで自作の焙煎器を使用してきましたが、その劣化に伴い、新たにSOUYIの小型コーヒー焙煎器、SY-121を購入しました。
この選択に至るまでには相当の迷いがありましたので、その経緯と、最終的に購入を決断した理由を以下に記述します。
焙煎器の選定
焙煎器は主に以下の観点で種類分けされます。
[駆動方法]
- 手動:フライパンや手振り器を使った方法、または豆を入れたドラムを手動で回転させる方法など。
- 電動:スイッチ操作で動作する方法、ドラムを回す方法や熱風を当てる方法など。
[焙煎方式]
- 直火:パンチングドラムや網を使い、豆に直接熱(火)を当てる方法。
- 半熱風:パンチングのないドラムや鉄板を使い、豆に直接熱(火)を当てずに熱風で焙煎する方法。
- 熱風:豆に熱風のみを当てる方法。
[熱源]
- 直火:コンロ・バーナーなどの火を熱源とする。
- 電熱:電気を熱源とする。
私が焙煎器の購入に際して重要視したポイントは次の通りです:
- 価格が手頃であること。
- 再現性が高いこと。
- サイズが小さいこと。
- 手動(手振り)の疲労を避けたい。
これらの観点から、次のように選択しました:
[駆動方法] 手動 or 電動
⇒「電動」一択。手振りは疲れるので避けたい。
[焙煎方式] 直火 or 半熱風 or 熱風
⇒家庭での再現性を考えると、「熱風式」が安定している。
[熱源] 直火 or 電熱
⇒家庭用コンロでは火力など再現性が低いため、「電熱」を選択。
これらの基準に当てはまり、価格が1~2万円程度の製品はSOUYI SY-121とLITHON KLRT-001Bの2製品だけでした。
上記の選択に当てはまり価格が1~2万程度の製品は2製品のみでした。
- SOUYI SY-121
- LITHON KLRT-001B
それぞれの機能を比較してみると、
KLRT-001B | SY-121 | |
焙煎時間設定 | MID/DARK設定のみ | 1分毎設定可能 |
冷却機能 | 有り | 有り |
チャフトレイ | 有り | 有り |
特に焙煎時間が細かく設定できる点で、「SOUYI SY-121」が優れていましたので、これを選択しました。
購入前は夜な夜なネットサーフィンしては悩んでいましたが、こうして自分の選択基準を明確に書き出してみると、案外簡単な選択だったように思います。同じように焙煎器選びに迷っている方は、自分の重要視するポイントを明確にすると選択が容易になるかもしれません。
ちなみに、私がSY-121を購入した直後に、新モデルのSY-121Nが発売されました。温度と風力の設定が追加され、時間調整のつまみも搭載されていました・・・。
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