コーヒー豆の保存方法
焙煎するコーヒーの生豆についてどう保存すればよいか最初は分からないと思います。
そこで自分の実践しているベストな保存方法を説明します。
これから焙煎を始める方や生豆の保存に興味を持った方の参考になると思います。
生豆の賞味期限
一般にコーヒー豆は焙煎から2週間で徐々に風味が落ちていくといわれています。
従って焙煎後のコーヒーには賞味期限があるといえます。
しかし生豆については賞味期限はありません。
下述の生豆の呼称で分かる通り保存が良ければ数年間は持つといえます。
生豆の呼称
生豆は保存年数によって下記のように呼称が変わります。
- ニュークロップ ・・・その年に取れた生豆
- パストクロップ ・・・前年度に取れた生豆
- オールドクロップ・・・それ以前に取れた生豆
ワインや日本酒等と一緒でニュークロップはフレッシュな味わいで特徴が顕著に出ます。
パストクロップ・オールドクロップになるほど角が取れてマイルドな味わいになってきます。
生豆の保管
最適解はアルミパックに入れて冷暗所に保管です。
皆さんが想像するコーヒーの輸送・保管時は昔から麻袋に入っている姿だと思います。
そうすると通気性の良い入れ物が良いと思われるかもしれません。
今も麻袋に入って輸送・保管されてますが、実は麻袋の中にグレインプロなるビニール袋にコーヒー豆は入っています。
別記事にて焙煎した豆の保存方法で説明しましたが、劣化の原因は光・酸素・温度・湿度と言われています。
これにプラスして生豆の場合は豆の中の水分が関係しています。
水分量
ニュークロップ > パストクロップ > オールドクロップ
の様に段々水分量が減っていきます。
鮮度維持という観点であれば水分の抜けを減らすことが重要になってきます
本当のベスト保管方法としては、
- ビニールで真空パック
- アルミパックに入れる
- 野菜室で保管
ですが、使うたびに真空パックは無理と思うので、アルミパックに入れて野菜室で保管がベストと考えています。
※ベストは上記のとおりですが、冷蔵庫の野菜室は野菜を入れるところです。焙煎した豆も生豆も入れるなんて場所はありません
従って実際はキッチンパントリーにボトルに珪藻土インして保管してます。
少量ずつしか購入しないので保存期間も短いため今の所問題は無いです。
まとめ
最適解はアルミパックに入れて冷暗所に保管ですが、家庭事情に合わせて保存の仕方を変えてみましょう。
焙煎後の豆より差が出にくいので、ある程度気を使ってあげれば問題ないと思いますよ。
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